吹田市の小児科 (医)こどもクリニック北、乳児健診、予防接種、心臓外来。ブログ。

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見た目で勝負!

2011年05月27日
今日来られたある女の子がしろつめぐさの花を1輪手渡してくれました。そうっとキーボードの隅っこに置こうとしたら「お水に漬けておいた方がいいと思うけど」と。・・・確かにその通りだわ。さっそく奥のガラスのコップに水を入れてお花を浮かべたら、透明な水の中に緑と白が映えてとてもきれい。素敵なプレゼントをありがとう!

今日から梅雨入りだそうですね。天気予報もしばらく傘マークがずらりと並んでいる様子。この季節をいかに気持ちよく過ごすか、毎年悩んでいます。こども達のかわいらしい長靴を見ていると楽しくなるのですが、自分では車生活が中心なので長靴は持っていませんし。傘は、昔はよくあちこちに忘れていたのですが、最近は何年も同じ傘で過ごしています。ちょっぴり骨数の多い、昔の蛇の目傘みたいな無地の傘です。お気に入りの一品なので、この傘に出会ってからはとりあえず雨の中を歩くのは嫌じゃなくなりました。

問題はこの湿度です。暑いのも寒いのも正直好きではありませんが(わがまま)、高い湿度は何より苦手です。自宅でもがっつり除湿していますが、それでも湿度の高い重たい空気は辛いです。しめっぽいと気分まで滅入ってしまいます。どうしたもんだか・・・。

でも、今日いただいたしろつめぐさを見て思いました。こういったガラスものって、意外と涼しげでいいですね。かわいらしいお花がより一層涼しさを演出しています。そっか、今年は見た目で勝負!してみようかな、と思いつきました。自宅にもこの梅雨の季節はガラスの器にお花を飾ってみようかな。クリニックのディスプレイも、昨年はガラスのキャンディーを飾りましたが今年も登場してもらいましょうか。きれいなグラスを探して、少しバージョンを変えて・・・。
ちょっぴりワクワク、工夫を重ねて。
梅雨なんかに負けないぞ、ですね!

忘れちゃえっ!

2011年05月24日
クリニック前にあるオリーブの木に初めて花が咲きました。思いのほかたくさんの花がついていてこれからしばらく楽しめそうです。
・・・と先週末に書こうと思っていたら今朝はこの雨風でもう散り始めていました。早っ!でも、本当にたくさん咲いているので、まだまだ見ごろですよ。小さな小さな白いかわいらしいお花です。クリニックに来られた時にはちらりと見てみて下さいね。

少し外来が落ち着いている季節とはいえ、この天気の崩れが不思議と身体に伝わる子どもも最近ちらほらいらっしゃいます。ゼーゼーとか、頭痛とか、足の痛みとか。確かに雨がふると私もなんとなく気持ちが下向きになります。ずっと棚上げしていた嫌な事、面倒くさい事、いつかはやらなきゃいけない事、なぜかこんな日に思い出してしまうんですよね。

気持ちの切り替え、みなさんそれぞれ「匠の技」を持っていらっしゃるかと思います。どんな「技」ですか? 美味しい紅茶を飲む、いっぱい運動して汗をかく、好きな音楽を大きな音でどっぷり聴く、絵を描く、文章に書き出す、ピアノを弾く、大声で歌を歌う、お風呂に入る、etc.etc.・・・?

今集中しなければいけない仕事がある時、私はとりあえず頭の中を占領している「困ったさん」をメモに箇条書きにして、上の方にぽいと置いてしまいます。まさに形の上でも「棚上げ」してしまうのです。なんだか儀式的ですが私は不思議とこれで気持ちが(ゆっくりですが)切り替えられます。しばらく別の事をしていたら、そのメモのことすら忘れてしまうこともあります。

でも、きっとそれだけではないです。気持ちを注ぐことが出来る仕事があるということ、これがとても大きいのでしょうね。ましてやそれが人とお話をする仕事、こども達と接する仕事であること・・・本当に感謝しなければなりません。

そうして後でふとそのメモ書きをもう一度見る時には、「もういいや」といつの間にか気持ちが落ち着いていて、そのメモをそのまま捨てることもあります。悩んでいたことに「あ、今度こうしてみよう」とアイデアをふいに思いつくこともあります。

というわけで。朝、追い越した軽トラックにしばらく追いかけられた嫌な思い出はメモ用紙とともにシュレッダーへ。
あぁ、すっきり!

小さなお楽しみ

2011年05月18日
毎日何人か嘔吐・下痢のこども達がクリニックへ来られますが、爆発的な流行の様子はなく、基本的に落ち着いた季節になりつつあるような気がします。ずいぶん暖かくなってきましたものね。

こんな風に少し時間がある時には、横に積まれている書類や雑誌のお片付け!です。あちこちからパンフレットや冊子が届き、学会の雑誌も横積みで時々雪崩が起きそうになるので、時間を見つけて一つ、また一つ、と目を通し、必要なページを切り取って後は・・・ゴミ箱です。学会の雑誌も取っておくのは2種類のみにして、後はパンフレットや冊子と同様の処理をしています。小さな小さなクリニックですから、ちょっと油断するとあっという間に雑誌に埋もれてしまいますからね〜。

最近は「自炊」と称して雑誌を全てスキャンして電子媒体に保存するというのが流行っています。とても魅力的なのですが、きっと私ならその作業をするだけで満足して、結局その雑誌を見ないようになるかも、と導入に躊躇しています。でも、切り取った数ページの文献等はスキャンして残すようにはしています。少しでも、の努力です。

さて。その中で最近、他の業種さんのパンフレットや冊子にちょっと惹かれています。薬屋さんのもの、卸業者さんのもの、経営関連の会社のもの、などなど。視点が医療者とは異なるので意外と面白いんです。今の仕事とかけ離れた内容でもけっこう勉強になりますし、考え方の違いがまた心地よい刺激にもなります。

中でも先月からちょっと気になっていたのが、ある業者の冊子の表紙です。なぜか先月4月はとてもかわいらしいゴールデンレトリバーの写真で、今月5月は牛さんの写真なんです。全くその理由を考えもしなかったのですが、今日5月号を見て初めて気付きました。表紙の隅っこに「5月14日は牛にまつわる記念日、さて何の日?」と。なんと、クイズだったのです。背表紙の裏に答えがありました。ジェンナー氏が世界で初めて天然痘のワクチン接種をした日、なんだそうです。牛痘の接種が天然痘の予防に役立つ、というものです。なるほど、それで牛なんですね。ちなみに、ワクチン(Vaccine)という言葉がラテン語で雌牛を意味する”Vacca”から来ているのだそうです。これは初めて知りました! その勢いで書類の山の下の方から先月号を取り出してみると4月27日が国際盲導犬の日だったから犬、なんだそうな。・・・なるほど! 今から6月号がとてもまちどおしくなりました。

ダイエットの話とか、ワーク・ライフ・バランスの話とか、お金の話とか、労働基準法の話とか、薬剤の話とか。内容的には多岐にわたります。普段自分からインターネット等に意識して検索する情報でもないので、「へぇ?」という意外な発見が多く、最近では楽しみの一つとなっています。書類の山を楽しく崩して、またお楽しみを積み上げて、を繰り返しています。その下に積まれている学会雑誌は・・・ちょっと先送り気味ですけどね。

嬉しかった日曜日の出来事その2

2011年05月17日
さて。ホール・オブ・ホールズの続きです。

オルゴール時計のディスクを手に入れた以上にうれしくて感動したのがホール・オブ・ホールズの上にある「六甲高山植物園」なんです。こちらは今回初めての経験です。お天気いいし、お散歩気分でとふらりと入ってみました。すると受付で「14時からお花の無料ガイドが始まりますのでよろしかったら」とのこと。あら、あと5分じゃないの、というわけでガイドのお姉さんについて回ることにしたのです。お花はあまり興味がなかったので、まぁ少しくらいは教えてもらおうと。今はそのあたりが「スイスフェア」とかで、そのお姉さんもなんだかかわいらしい民族衣装を着ていました。

ところが。
かわいらしいだけでなく、これがまたものすごい人物だったのです! 感動なんです!!

笑顔の素敵な若い女性のガイドさんでしたが、ゆっくり歩いて案内しながらも次から次へと絶え間なく草木を指して名前を教えてくれるのです。もちろん、その名前の由来とか咲く時期、特徴等の情報もたっぷりです。質問にもよどみなく笑顔で答えてくれます。手元には一応ガイドブックを持っていらっしゃいましたが、手が届かない遠方にある花を指し示すために使っているだけで一度も開くことはありませんでした。

約40分園内を歩き回りましたがお花や木の名前が50個以上は絶対出てきました。日本語名のない学名のみのものもすらすらっと口から出てきます。すごいな〜、すごいな〜。夫と感動しまくりの40分でした。「今朝見て回った時にようやくつぼみが出ているのをみつけました」と嬉しそうに語る笑顔もとても印象的でした。本当にお花が好きなんですね。

今の時期はクリンソウとシャクナゲが満開でしたが、カエデやイヌブナなども葉の色が若々しくとても気持ちのいい所でした。山の散策に慣れているスタイルの方達も大勢いらっしゃっていましたが、小さなこども達が園内を流れるきれいな水の川に足を入れてきゃぁきゃぁ喜んでいる姿もあり、のんびりした素敵な時を過ごすことが出来ました。神戸市内に比べて大体いつも6度くらい低いとのこと。これから暑くなる季節ですし、是非お勧めです。お花のガイドは11時と14時の2回だそうです。ガイドさんに出会って本当に良かったです。感動しますよ!

今年は毎年恒例にしている初夏の紅葉散策(京都)に行けませんでしたが、今回の植物園で十二分に満足しました。う〜ん、本当にすごいお姉さんでした。

嬉しかった日曜日の出来事その1

2011年05月16日
なんだか誰も気付いてないような気もするので、自己申告します。
クリニックのオルゴール時計に「新曲登場」しましたよ!

この日曜日、ふと思い立ち六甲の方へドライブに行ってきました。目的はホール・オブ・ホールズ(オルゴールの博物館&売店、みたいなところ)と、その辺でのお散歩、です。この施設には何度か足を運んだことはありますが、3年ぶりくらいでしょうか。ここにはディスクオルゴールの「ディスク」がちょっぴり売られているのです。それが狙いです。

このオルゴールのディスクには、セルロイドみたいなやや硬いものと、厚紙のものとがあります。硬いほうはもともと時計に3枚ついていて、「約1000回聴けます」とのコメントが書いてありました。厚紙の方は自分で購入したのですが紙なので、寿命はその半分くらい、なのかもしれません。穴の周囲が擦り切れてくるのでしょうか。

クリニックにはあちこちで手に入れたものが約10枚ありました。がんばってディスクの手入れをしながらいつも週に1回取り替えていたのですが、ここのところ1枚、また1枚と音飛びが目立つようになっていたのです。ちょっとディスクくんの立場で考えてみると、1日に8時から20時くらいまでの約12回、1週間で60回くらいのお仕事。手持ちが8枚とすると2か月間に1週間働いてもらっている計算になるので、約2年で・・・720回!? なるほど、音も飛ぶわけです。ディスクさんに勤労感謝、ですね。

よく売り切れていてがっかりすることが多かったのですが、今回は幸いにも7枚ほど在庫があり、売店のメイドスタイルの若い女性が気軽に何枚も視聴させて下さり、4-5種類購入することにしました。さらに購入前にで「よろしかったら○○という会社のHPから通販で手に入りますよ」と笑顔で教えてくれました。わ〜い、ありがとうございます!

ちょっぴりお化粧が濃い、いまどきの若い女の子風でしたが、とても気持ちのいい対応でした。「若いのに、感心感心!」と、こちらはすっかりおばばの気分でした。

これでしばらくまたオルゴール時計の音を楽しみに聴くことが出来ます。

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