吹田市の小児科クリニック、乳児健診、予防接種、心臓外来。
日本脳炎ワクチンのスケジュールについて
2016年06月28日
日本脳炎は、けいれんや意識障害を引き起こす、とても怖い病気です。
有効な治療法はなく、いったん症状が出ると約1/4が命を落とし、1/2に発達の遅れなどの後遺症を残します。
日本脳炎ウイルスは、ブタの体内で増え、ブタの血を吸った蚊が人を刺すことで感染します。
毎年西日本を中心に広い地域で日本脳炎ウイルスを持つブタが確認されており、決して遠い世界の病気ではありません。
子どもの日本脳炎は、2006年に3歳児(熊本)、2009年に1歳児(高知)と7歳児(熊本)、2010年に6歳児(山口)、2011年に1歳児(沖縄)と10歳児(福岡)、2013年に5歳児(兵庫)、2015年に11か月児(千葉)が報告されております。
日本脳炎ワクチンの標準的な接種年齢は3歳とされていますが、生後6か月から公費(無料)で接種することが出来ます。3歳以下は接種量が半分となりますが十分な免疫はつきますし、2期(9-13歳)を早める必要もありません。
最近では日本脳炎ワクチンを早期に接種される小児科もどんどん増えてきています。当クリニックでも、こども達の発症報告が現在でも途切れていないことを考え、生後6か月からの接種スケジュールをお勧めすることとしました。
ワクチン接種を毎月頑張って受けている小さなこども達に、日本脳炎ワクチンもぜひ忘れないうちに早めにスケジュールに加えてあげてください。
* スケジュールに関してのご相談はスタッフにお申し出ください。
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こどもクリニック北
院長 北 知子
〒565-0862
吹田市津雲台1-1-4
リーザス南千里2階
TEL:
06-6836-0896
FAX:
06-6836-0898
有効な治療法はなく、いったん症状が出ると約1/4が命を落とし、1/2に発達の遅れなどの後遺症を残します。
日本脳炎ウイルスは、ブタの体内で増え、ブタの血を吸った蚊が人を刺すことで感染します。
毎年西日本を中心に広い地域で日本脳炎ウイルスを持つブタが確認されており、決して遠い世界の病気ではありません。
子どもの日本脳炎は、2006年に3歳児(熊本)、2009年に1歳児(高知)と7歳児(熊本)、2010年に6歳児(山口)、2011年に1歳児(沖縄)と10歳児(福岡)、2013年に5歳児(兵庫)、2015年に11か月児(千葉)が報告されております。
日本脳炎ワクチンの標準的な接種年齢は3歳とされていますが、生後6か月から公費(無料)で接種することが出来ます。3歳以下は接種量が半分となりますが十分な免疫はつきますし、2期(9-13歳)を早める必要もありません。
最近では日本脳炎ワクチンを早期に接種される小児科もどんどん増えてきています。当クリニックでも、こども達の発症報告が現在でも途切れていないことを考え、生後6か月からの接種スケジュールをお勧めすることとしました。
ワクチン接種を毎月頑張って受けている小さなこども達に、日本脳炎ワクチンもぜひ忘れないうちに早めにスケジュールに加えてあげてください。
* スケジュールに関してのご相談はスタッフにお申し出ください。